E-Newsletter

Signup for the
UPF E-Newsletter

Enter your email



UPF Magazine

UPF Today Magazine

Better than a thousand hollow words is one word that brings peace.
Buddha

ナイジェリアに訪れた平和の新たな希望 Print E-mail
By UPF - International   
Sunday, July 17, 2011

Read it in French | English

Abuja, Nigeria -ナイジェリアの首都アブジャは、1991年に連邦共和国の首都に定められた。この街の「国際会議場」も二十年の歴史の中で幾多の重要イベントを目撃してきた。昨日挙行された「UPF創設者平和ツアー2011」の第十一番目の訪問先となったアブジャでの講演会も、間違いなく記憶に留められる行事の一つになるはずだ。海外参加の七百人以上を含む、会場を埋めた約三千人の聴衆は、UPF創設者の文鮮明師が長時間の熱弁をふるって、ナイジェリアが平和の模範国家となり、アフリカの松明になることを神様が期待しておられる、というメッセージを間近に聞いた。

アフリカ最大の人口を擁するナイジェリアは、確かに新たなビジョンが必要だ。数ヶ月前に再選されたグッドラック・ジョナサン大統領も、同国社会の多様な文化・宗教・人種グループを包摂できる内閣と政府を組織すべく取り組んでいるところだ。その最中に、アブジャと北部地域では爆破テロが勃発し、一方、かつての首都で同国最大都市ラゴスでは広範囲の洪水に見舞われた。

人災と天災の困難に対処し、公務に明け暮れる中、ジョナサン大統領は、文鮮明師夫妻とご家族および随行員らと公式会談の時間を持った。会談の際に、文師はナイジェリアの将来のため、として、次の三点を大統領に建言された。

Father Moon shares a warm greeting with Nigerian President, Dr. Goodluck Jonathan. Leaders of six faiths offer prayers of peace to open the Peace Tour program in Abuja.

その第一は、神様への信仰に基づく正義と伝統を、政府の中核に据えること、そしてナイジェリア国民の篤い宗教心を、分裂の火種ではなく、平和の資源に役立てるよう強く要望した。第二に、世俗的で人間中心的な価値観が押し寄せ、その大波にナイジェリアの家族の伝統が浸食されないよう、堅固な結婚と家族を守ることの大切さを強調した。第三に、ナイジェリアがアフリカと世界に模範的な国になることを希望した。

この三点は、UPF主催の国際指導者会議でも中心テーマとなった。UPF主催の三日間の会議には、ナイジェリアを含む六十九カ国から七百名余りが参加した。その場では合計三十四人が、農業と食糧、保健と開発、宗教間の平和構築、良き統治等のテーマで発表した。

開会総会で挨拶したUPF理事長のトーマス・ウォルシュ博士は、今回の「指導者会議」と「創設者平和ツアー」を通じて、UPFがナイジェリアとアフリカで宗教間の協力、良き統治、堅固な婚姻と家族、そして若者への人格教育を推進しようとする決意を表明することだと強調した。

基調講演をするUPF世界会長の文亨進・博士 開会総会で挨拶するトーゴの元首相、ガブリエル・メッ サン・コジョ氏。
(左から右)ヤン・チャンシック氏(UPF副会長)、タージ・ハマド氏(事務総長)、マイケル・バルコム氏(通信担当)、オラレイ・オラ氏(UPFナイジェリア) (左から右)小山田秀生(日本)、サム・ザケム(駐バーレーン元米国大使)、ムワラゴ・キリロ(UPFアフリカ)、リラ・ラツィハロバラ(マダガスカル)

基調講演をしたUPF世界会長の文亨進・博士は、真正かつ恒久の平和が、世俗的で人間中心的なところからは生まれないと明言し、次のように語った。「この地域の人々が直面する深刻な問題を最終的に解決しようとすれば、霊的な覚醒とともに、精神的原理を承認し実践している人々の全面的な関与が必要だ」と指摘した。

その一方、宗教的熱情だけでも不十分で、「宗教のリーダーも平信徒も、狭量な狂信主義や暴力に走ろうとする宗教の堕落を阻止するため、これまで以上に注意を怠ってはならない」と警告した。

それに応じるように、ナイジェリア上院の元副議長ナシル・マントゥ氏も、開催国を代表した歓迎の辞で、「ナイジェリアはかつて平和の館だった」と紹介しながら、「今やリーダー達は腐敗に明け暮れる始末だ」と喝破した。その理由として彼らの中に「神に対する畏れがないからだ」と指摘し、「だからこそファーザー・ムーンの根元的な教えが、ナイジェリアにも世界にも極めて重要なのだ」と明言した。

メインプログラムのためのチケットを入手するために登録する人々。 イブラヒム・マントゥ氏の歓迎のあいさつ
パッティ・ボウラヤさん。超宗教の祈祷。 文仁進女史

ナイジェリア国民の宗教心、敬虔さは、毎週日曜日に雑踏が消え、ほとんどの店舗が閉じられることからも見て取れる。正午過ぎから、群衆が礼儀正しく、平和ツアープログラムに参加するために会議場に入場していく。

この日のために、南部のポートハルコート市から数百マイルを旅してきた「ユニバーサルピース・オーケストラ」は、心をかき立てるメロディーを持つナイジェリア国歌を唄い上げた。五つの信仰の代表が順繰りに、平和のための祝詞や祈祷を捧げた。米国の「ラビングライフ・バンド」が賛美の曲を演じた後、ナイジェリア出身の女性歌手パッティ・ボウラヤさんが「アメージング・グレース」を熱唱した。彼女はナイジェリア内戦の惨劇下、国を離れざるを得なかったが、その後、英国で人気芸能人の一人になった。

いよいよ文夫妻が登場する段になり、同夫妻の二人の子息である米国統一教会の上級牧師・文仁進女史と、文亨進師が紹介役を務めた。

文師は、神を愛する堅実な家庭を基盤にしたナイジェリアの平和ビジョンを語った

「私はナイジェリアで多大な歓迎を受けました!」、平和のメッセージを読む前に文師は次のように語った。「この国は自国ばかりか、アフリカと世界のために偉大な可能性を秘めています。」「しかし国の本当の資源は石油や鉱物、水などの外的なものではありません。アフリカの四分の一にもなるナイジェリア人口さえも、神様を中心にしたものでなければ、大して意味はありません。「ノーベル賞も平和に役立たなければ意味はありません。」

「アフリカに神様が見たい平和の伝統は、家庭に堅く根を降ろしたものでなければなりません」「全ての家庭には、清さの伝統を打ち立てるべきです。そうなれぱ、家運の上がり下がりに左右されず、太陽が地平線から消えたとしても、やがて光は戻ってきます!」

夜が深まり、海外からの聴衆が我慢強く聞き続ける中、文師は用意したテキストを何度も傍らにして、ナイジェリアとアフリカが採るべき方向を事細かに説明した。そして「神様に侍り、神様と一緒の生活を愉しむには、私が歩んできた人生行路を理解し、私と同じような道程を歩まなければなりません」と諭した。また、「アフリカの国々が一つになれば、この大陸は興隆するでしょう」と激励した。

深夜までの講演にも関わらず、聴衆の多くは、耳にしたばかりのメッセージに感動さめやらない雰囲気だった。「これはアフリカ人みんなにとって、素晴らしい機会だった」と、トーゴの元首相ガブリエル・メッサン・コジョ氏は感想を漏らした。「メッセージのテキストは何時でも読めるが、文師ご夫妻を間近に拝見できたのは、生涯の好事だった。」

「文師はUPFの柱である普遍的平和の概念に関して、非常に革新的なアイデアを提供された」、数ヶ月前までネパールで首相を務めたマドハブ・クマール・ネパール氏は述懐した。「地球的危機が言われる今、文師の考えは熟慮されて然るべきものだ。」(終わり)

For a report of the event in the Nigeria Observer, click here.